12月3日
いつも通り会社に行く。
つもりが、少しゆっくり行こうとしたら、地下鉄が思いの外遅れてしまい、ギリギリ出社になってしまった。あぶない。
仕事は相変わらずつまらん。
午後は、新しく来た人の手伝い。
今日ほぼ仕事やっとらん。
こんなんでよくいけてるわ…と思う。
終業後は、社会人講座に行った。
今回はロボット研究で有名な石黒教授。
楽しみにしてたけど期待裏切らなかった。面白かった!
レジュメ無しでの講義。
スライドや動画を見ながら、説明。
問いかけやユーモア混じりながらで、笑いが起きる。
自分よりアンドロイドを見たかったでしょう?
そうなると自分じゃなくアンドロイドにアイデンティティがある。
ロボット、アンドロイドを人間らしくつくるということは、人間とは何かという問いかけをすること、考えること。
意識とは何か。わからない。
考えることとは何か。知能とは。
科学では証明されていない、と。
科学技術と人間科学の融合。
日本のモノヅクリへの賞賛。
この人、国粋か?
意外と日本がフラットな国であるというのは納得。
10年後、100年後、1000年後以降とスパンを分けての話。
10年後はより身近で、いわゆる近未来的な社会。対話ロボットや、便利で役に立つロボットたち。
100年後のとき何話してたっけな…アンドロイドの話かな?アンドロイドと自然に対話できるような、感情も感じるとかやっけ
1000年後の仮説は、過激だったなー
賛否両論あるやろうな。
人間は進化の過程で、有機物の個体である現状は過渡期。つぎの機械でできる身体を作るためだという。
有機物である個体は、技術をつかい底上げされる。
しかし、それを使いこなせるかどうかで、能力の二極化が起こる。
脳にコンピュータは繋ぐことは可能だ、と。
身体も腐らない。コンピュータによる知能も著しい。進化となる、と。
こういうとねー、みなさん絶望するんですよ。1000年後の世界ですからね。と言ってた。
最後の質疑応答の際にもあったのだけれども、
技術に追いつけた人はアンドロイドとなり進化し、その他は自然消滅(淘汰)されるということか。
うううーむ。
色々メモしたいことあってまとめきれない。
質疑応答の際の回答の仕方が、すごくスパっとしていてわかりやすくて面白い反面、恐ろしさもある、と私は感じた。
人間って、意外と単純なんですよ、と。
応答の仕方にもそんなバリエーションはない。
真っ裸の男女が一つ屋根の下ひと月過ごせば性交する。
人間とは、パターン化されている、と。
アンドロイドの方が専門性高められる。
哲学もできる。豊富な知識をもてるから。とか。
めっちゃそうやなーとも思う。
恋愛の駆け引きとかも要はパターン。スキル。
最後のおじさんの質問、それをすすめるのはだれですか、人間ですか。国ですか。
石黒教授がすこし詰まった気がしたんだがどうだろう。
選別するのは誰か。
SF妄想のしすぎかしら。
大きい流れを作ろうとしている存在が、危ないのかもね