あわわ、あわわ

最近症状がきつくて困ってたんですけど、改めて症状と仲良くしよう、深く考えないでおこうというふうに思った。そうするしかないもんね。あるもんはあるし。気持ち悪いけど。

 

 

今日ははじめて河井寛次郎記念館に行った。京都の五条あたりにあった。あの辺は清水焼が有名なのか、陶磁器の店が多かった。

 

河井寛次郎記念館は町屋づくりの一軒家。中に入ると流石の京都、鰻の寝床で空間が奥まで長く続いていて意外と広い。

奥には大きな窯があって、河井寛次郎が窯元から受け継いだそうな。とても立派でどこかしら神々しさも感じさせるほどの雰囲気やった。

 

館内は河井寛次郎の作品がいくつもあって、美術館とかみたいにただ作品の一つとして見るんじゃなく周りの空間と調和しているかたちで見ることができた。というか河井寛次郎は個別の作品というよりも生活と調和しつつ作品をつくっていたんじゃないか、そう感じさせられた。

 

彼の写真も飾っていて、私は勝手に魯山人みたいな厳ついイメージをなぜか持ってたんだけど(河井寛次郎って、個性的な作品のイメージもあったから)意外と繊細そうで物柔らかな感じだった。

 

だから何って話なんやけど、行って良かったなあと。改めて彼の作品の良さを知ることができましたっと。

 

 

はい。

 

 

最近、蒼穹の昴を読んでる。浅田次郎著の作品。宝塚が公演してるな〜くらいの認識やってんけど、読んでみるととんでもないスペクタクルで読み進めるたびに体感異常起こしまくりながら慄いてる。めちゃくちゃ面白い。これ、4巻で終わっちゃうの?!悲しいんだけど。

お中華ドラマにハマってからというもの、中国に対する見方が変わった上に自分の中で視野が広がったと痛感しているんだけど、この作品もそうで、おかげさまで清朝末期の激動さにあわわ、あわわ、なっておる。ドラマ版もあるとのことで見てみたいワ。

 

そんな感じの今日この頃〜