あつつ

中之島国立国際美術館で開催されてる、ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展に行ってきた。展覧会の値段がどんどん高くなっていってるのにびびりながらも。最近高すぎない?!輸送費なのか、梱包費とかもろもろなんか…困るわ。

 

ベルクグリューン美術館はピカソの所蔵作品が多いとのことだったけど、わたしのお目当てはクレーでした。生でクレー作品をたくさん見れた初めての機会になった。クレーは一応ドイツの作家だけど、最期はスイスにいたんだよね。

 

海外旅行に行くならスイスのベルンにあるパウル・クレーセンターに行ってみたいなと思いを馳せつつ、コロナもありなかなか行けなかった。クレーの作品って、展覧会があっても2,3点とかだけだったりでなかなか日本ではお目にかかれない。だから今回のベルクグリューン美術館展ではクレー作品が結構たっぷりあって嬉しかった。

彼の繊細な色使いと線のタッチを、携帯の画像とか本とかじゃなく生で近く見れたのは貴重だった。

どんな作品でもそうだけど、生の、実物の威力ってやっぱ強い。

クレーの作品なんか特に色使いが光の具合ですぐ変わるから(水彩とかの場合とくに)生はほんと見応えあった。写真もOKだった。ありがたい。クレー作品全部撮った(なんとがめつい)

 

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きれい〜。

 

あ、もちろんピカソの作品もたくさんあってすごかった。ピカソはほんと芸術の革命家なんだなあと改めて思った。(語彙力なさすぎてなんと表現したらいいやら)

あとマティスマティスはオシャレだったなあ。アンディ・ウォーホルマティスになりたいと言ったというエピがあるらしいけど、鮮やかさで共通してるよね。

 

ピカソ、クレー、マティス。主にこの三人の作品をまあまあな数見れてよかった。1920年代くらいに活躍していた彼ら。もうちょうど100年くらい経ってる作品も多いのね。でも全然色褪せず現代にも通ずる普遍的な美を作り上げた巨匠たち。これからもきっとひとつの模範となるんだろうな〜