武則天終わっちゃったよ

わーんわーん。サンテレビで放送してた武則天 the Empress が先週終わりました。武則天ロスです。とても悲しい。武媚娘にもう会えなくなるなんてとてもさみしい。それくらい、このドラマを約三ヶ月間?涙あり笑いありで見ていました。

 

初回はただ画面の艶やかさに圧倒されるばかりだった。それまで見てた華流ドラマも映像美にうっとりさせられたのだけど、武則天は主演のファンビンビンをはじめお顔立ちが個性豊かな俳優さんばかりだし、服装や装飾、背景の色合いもはっきりしてて華やかさでいったら群を抜いてた。常に美しい花が咲き乱れ澄んだ青空、金色に輝く殿内。

あと音楽もめちゃくちゃ良いのです。OPの壮麗な感じとEDの切ないながらも壮大な感じ、挿入歌もあってそれも映像とあいまるとほんと泣けてね…ほんと好きです。あれ、なんていう歌なの…?すごく聞きたいんだけど検索方法だれか教えてください。

 

その前のドラマ明蘭はこまやかで繊細な感じが風情ありげでいいなと思ってたから、はじめは武則天のこの豪華絢爛たる雰囲気がすこしごてついてるな〜と思ったりもしてたんだけど、これはこれでもう大変すばらしくってお話もだけどお衣装やアクセサリー見るだけで眼福というか毎話楽しみになっていました。

 

お話はもう一話ごとに波瀾万丈でハラハラドキドキで微笑ましくなったり号泣したり、後宮ものなので陰謀渦巻き人もいっぱいやられるわ裏切るわ、そんな中でも精一杯強くあろうと生き、愛を貫こうとする媚娘の姿がひたすらかっこよくて麗しくて。

 

お話の流れはね、やっぱ序盤から中盤にかけてが凄く面白いのよ。色々起こるわ登場人物も多いわ、豪華なお衣装に身を包んだお妃様出てくるし、媚娘の同期とかも。徐慧とかしょうそくとかも良いキャラしてるんよ…

もちろん中盤から後半にかけてももちろん色々あってハラハラさせられ面白いです。陛下の薨去を期にはなしは後半に入ったんだけど、そこからは雉奴がひたすらかわいそうでね…ずっと雉奴〜!せつな〜!って言いながら見てました。

 

最後の最後が少し尻すぼみしちゃったかな?という感じも否めないかな。即位してからの話がほぼ無かったのよね。まあ、それはそれで良かったんだけど全体的な配分としては序盤にストーリーの力は入ってたかな〜という印象でした。もちろん後半も感動場面たくさんあって媚娘が即位した時にはめっちゃ泣けました。演出が素敵なんよねえ。ラストも鳥肌立つほどで泣いた。

今のところ華流ドラマでは脚本は正直なところ、明蘭に優るものはなかなか無いんじゃないかなとは思う。それだけ明蘭のお話の流れは凄かった。緻密、丁寧。

 

武則天は波瀾万丈なところもあったので(あと彼女の宮廷入りから最期までの人生ストーリーだからね…)その点、多少大まかになってしまうのもいたしかたないしそこまで気にはならなかった。なんせ圧倒的な映像美、演出の華やかさと俳優さんたちの個性。普通あんだけ登場人物出てたら誰?ってなるかもしれんのに、それが全くなかった。

 

まるっと一言で言うと、武則天 the Empress は私にはすごく良かったです。大スペクタクル。壮麗で圧巻でした。今でもロス…曲も頭から離れない〜。

 

新しく始まった東宮 永遠の記憶 も見てますよ。まあこれはこれで違ったね、テイストだなあと思いながら見てますが、まだ武則天の余韻引きずってます。ドラマ15枠、後宮ものこないかなあ。東宮は若くて可愛い感じですね。少女漫画みたいな雰囲気。

これはこれで雄大な草原の風景とかオリエンタルな雰囲気が素敵ですが。何回も言うけど(おい、しつこい)これはこれでね、見たらいいんかな。

 

なんせ見るべき華流ドラマはいくつかまだある!

後宮もの含め。宮廷の諍い女とかにょいでんとかね。えいらく?もか。

とりあえずあともう少しで浅田次郎著 蒼穹の昴4巻読み終えそうなんで、そしたらドラマ版見てみようと思います。もはや30話台が短く感じるというマジックにかかってしまってるので少し不安なのですが(物足りなく感じそう)、小説の方はもう少しシリーズあるようなのでよかったと思います。でも作者が男性ですし鈴々が正直あんまり好きじゃないので地雷ありそうで少しひびってる。はあ。

江森備さんの天の華シリーズはどうなのかな。とりあえず数巻集めてるのでまた読めたら。最近、積読が多すぎて。でもどちらかというとお耽美BL風味が読みたい。ほんとは漫画であったら一番良いんだけど、最近漫画無いよね…

 

なんか話が転がってった。成化十四年もあと数話なので見らんとあかんわ。陳情礼も途中から面白くなるらしいのでもう一回トライしてみるのもありかも…だれかおすすめあったら教えて欲しいな、ほんと。

観劇!感激

とっつー主演舞台、BACK BEAT見に行ってきたよ。

ビートルズについての舞台ってことで、4年前に公演されてたのが再演されたんだよね。えびにハマる前だったし加藤和樹くんも出てて一時期好きだったこともあって、この舞台が見れなかったの悔しいな〜と思っていたので再演とても嬉しかった。

 

とっつーがパワーアップしてますよ、とラジオでも言ってたからワクワク期待してましたが、期待以上やったよ〜!ほんと面白いしカッコいいしアートな舞台だった。ボキャブラリーが貧相なのであまりうまく表現できないけど、この舞台また再再演されて欲しいと熱望するくらい完成度高い!(もちろんキャストさんそのままがいい)

 

音楽の生演奏だけでも凄いのにリズムに乗って動くわ歌うわ、演技の見せどころもたーくさんあって、一場面一場面、絵になるっていうか。止まってる感じが全然なくて物語が進んで流れて最後まで行くって感じ。最後の場面はほんとすてきな演出で、かなり印象的でした。もちろんそのあとの一曲演奏も盛り上がりを加速させてエンターテイメントが強まったなあと感じた。

 

CSの番組でビートルズのドキュメンタリーやってるのを何度か見ていたので、ビートルズのこと結構知っているつもりでいたんだけど全然知りませんでした、はい。無知の知ビートルズビートルズたる前にこんなドラマティックな物語があったなんて。

 

スチュアートっていう繊細な芸術家がいたからこそ出来上がった伝説のグループ、ビートルズ。リンゴの前にいたドラマー、ピート。

 

私の中で思っていたビートルズ像がまた形を変えることとなりました。とても新鮮。ジョンという特別な人間に対してもそう。彼は音楽だけじゃなくてかなり幅広いアーティストだったんだなあと。一見キリストに似てると言えそうなくらい物腰柔らかそうなのに過激でエキセントリック。意外と理解できてなかったんだなあと思いました。

 

てか、とっつー。(スチュアート)白さが他の方と違うくらい際立っていて私は少し焦りました。大丈夫??食べてるかな?眠れてるかな?と心配になるくらい。

とっつー一人だけ青白さをはなっていて、あとでパンフ読んだらスチュアートの青白さについて触れられてたので、ですよねー!って一人でめっちゃ納得しておりました。あの青白さはもはや神々しかったです。とっつー。(スチュアート)

スチュアートという役がとっつーしかいないというのほんまやで。とっつーのあの青白さと、彼が持つ永遠とも言っていいんちゃうかくらいの少年性。

気持ち悪いこと考えててんけど、少年って女とか男とかみたいに独立した性別みたいなもんちゃうんか、と。

最近、某不良リベンジ漫画にはまっているのもあり、それの影響でえびとキスマイ、えびとWESTの少年たち見たくなってDVD見返しててんけど、やっぱ少年ってなんか特別やん。不安定さ危うさ繊細さ傲慢さ儚さ愛くるしさ。感性鋭くいろんな割り切れない思いかかえてて…まあもちろん少年に限らんねんけど、そういうのを多分に持ってるのが少年やと思うのよね。

ジャニーズの子たちは基本的になんともいえぬ愛嬌を持ってるというのが私の中であんねんけど、それを特に感じるのがA.B.C-Zのみんななんだよな。そしてとっつーはプラス芸術家気質なので、今回の役は彼しかおらんわ。今回もそんな彼の独特なアートな部分とジャニーズらしい(私にとってはとても良い意味です)愛嬌を感じることができて、魅了されました、はい。

 

辰巳くんもカッコよかったな〜おめめ大きくてびっくり。

和樹くんもやっぱりイケメンやしイケボやし…踊りもキレキレでしたね。足長い。ダンディさもあり下ネタ言っても上品さがある素敵な役者さんやわ、ほんま。

ポールの人も(ごめん、名前がはっきり覚えていない)歌うまいしポールっぽい人懐こい感じが可愛かった。

ピートの人も切長目のイケメン〜。ドラマめちゃかちゃかっこ良かった。

 

はあ。やっぱり生の威力はすごいね!エネルギー貰えました。また再再演熱望〜〜

次は一応今のところ5月の公演見に行く予定。楽しみにしておこう。

あつつ

中之島国立国際美術館で開催されてる、ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展に行ってきた。展覧会の値段がどんどん高くなっていってるのにびびりながらも。最近高すぎない?!輸送費なのか、梱包費とかもろもろなんか…困るわ。

 

ベルクグリューン美術館はピカソの所蔵作品が多いとのことだったけど、わたしのお目当てはクレーでした。生でクレー作品をたくさん見れた初めての機会になった。クレーは一応ドイツの作家だけど、最期はスイスにいたんだよね。

 

海外旅行に行くならスイスのベルンにあるパウル・クレーセンターに行ってみたいなと思いを馳せつつ、コロナもありなかなか行けなかった。クレーの作品って、展覧会があっても2,3点とかだけだったりでなかなか日本ではお目にかかれない。だから今回のベルクグリューン美術館展ではクレー作品が結構たっぷりあって嬉しかった。

彼の繊細な色使いと線のタッチを、携帯の画像とか本とかじゃなく生で近く見れたのは貴重だった。

どんな作品でもそうだけど、生の、実物の威力ってやっぱ強い。

クレーの作品なんか特に色使いが光の具合ですぐ変わるから(水彩とかの場合とくに)生はほんと見応えあった。写真もOKだった。ありがたい。クレー作品全部撮った(なんとがめつい)

 

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きれい〜。

 

あ、もちろんピカソの作品もたくさんあってすごかった。ピカソはほんと芸術の革命家なんだなあと改めて思った。(語彙力なさすぎてなんと表現したらいいやら)

あとマティスマティスはオシャレだったなあ。アンディ・ウォーホルマティスになりたいと言ったというエピがあるらしいけど、鮮やかさで共通してるよね。

 

ピカソ、クレー、マティス。主にこの三人の作品をまあまあな数見れてよかった。1920年代くらいに活躍していた彼ら。もうちょうど100年くらい経ってる作品も多いのね。でも全然色褪せず現代にも通ずる普遍的な美を作り上げた巨匠たち。これからもきっとひとつの模範となるんだろうな〜

 

 

 

あわわ、あわわ

最近症状がきつくて困ってたんですけど、改めて症状と仲良くしよう、深く考えないでおこうというふうに思った。そうするしかないもんね。あるもんはあるし。気持ち悪いけど。

 

 

今日ははじめて河井寛次郎記念館に行った。京都の五条あたりにあった。あの辺は清水焼が有名なのか、陶磁器の店が多かった。

 

河井寛次郎記念館は町屋づくりの一軒家。中に入ると流石の京都、鰻の寝床で空間が奥まで長く続いていて意外と広い。

奥には大きな窯があって、河井寛次郎が窯元から受け継いだそうな。とても立派でどこかしら神々しさも感じさせるほどの雰囲気やった。

 

館内は河井寛次郎の作品がいくつもあって、美術館とかみたいにただ作品の一つとして見るんじゃなく周りの空間と調和しているかたちで見ることができた。というか河井寛次郎は個別の作品というよりも生活と調和しつつ作品をつくっていたんじゃないか、そう感じさせられた。

 

彼の写真も飾っていて、私は勝手に魯山人みたいな厳ついイメージをなぜか持ってたんだけど(河井寛次郎って、個性的な作品のイメージもあったから)意外と繊細そうで物柔らかな感じだった。

 

だから何って話なんやけど、行って良かったなあと。改めて彼の作品の良さを知ることができましたっと。

 

 

はい。

 

 

最近、蒼穹の昴を読んでる。浅田次郎著の作品。宝塚が公演してるな〜くらいの認識やってんけど、読んでみるととんでもないスペクタクルで読み進めるたびに体感異常起こしまくりながら慄いてる。めちゃくちゃ面白い。これ、4巻で終わっちゃうの?!悲しいんだけど。

お中華ドラマにハマってからというもの、中国に対する見方が変わった上に自分の中で視野が広がったと痛感しているんだけど、この作品もそうで、おかげさまで清朝末期の激動さにあわわ、あわわ、なっておる。ドラマ版もあるとのことで見てみたいワ。

 

そんな感じの今日この頃〜

 

大阪城公園

大阪城公園は結構もう桜が咲いてる。七、八分咲くらいかな?

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去年は入院してた上、かなり不安定になって、保護室行きになっていたなあ。軟禁状態よ。ホホ

その上桜と言っても病棟の中にある小さな庭園に細い幹のが一本あるくらいで。

 

そこから考えるとだいぶマシになったのかな。良かったとも思う。でもまだ受け入れきれてない自分もいる。きっとまだこの苦しみはしばらく続くだろうし、癒やしが必要だと思う。

 

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大阪城公園を多分一周くらいした。結構歩いたな。谷町四丁目近くにあるHue Coffeeというところに行ってみる。なにここ〜イマドキでオサレだわ。オーダーも支払いも全部スマホで済ませる必要があるという。

 

しっかりした味のラテで美味しい。

ちょっと足休めて、帰ろう。

咲くやこの花館

咲くやこの花館に初めて行ってきた。

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蘭の展示会やっていたので、見に行ってみようと思った。蘭、美しいね!艶やか。

 

咲くやこの花館、そんなに広くはないけど施設として凄いんだなあ〜と思った。世界各地の植物がある。サボテンの花とか実物で初めて見たかも。f:id:gelidiumjelly27:20230315171112j:image

 

綺麗。

館内に流れてる音楽も癒し系で花や草木の色と合っていた。

空気感が、世界が広がっていく感じ。自分の生活範囲の狭さが身に染みた。そういえば世界は広いんだった。

だからかとても癒された。目に入る美しさももちろんだけど空気感が良かった。

 

また来よう。

 

 

色々感想メモ

ワーグナーニュルンベルクのマイスタージンガー@滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール

ど迫力〜、休憩含め6時間くらいあるからびびってたけど、意外と退屈せずに見ることができた。

字幕もあったからかな?

音楽が良かったな。ワーグナーって重々しーいイメージあったけど、華やかだった。

神話とか古典が多い?ワーグナーのなかではめずらしい場所とマインスタージンガーが活躍した中世という年代もわかる歴史モノとのこと。

 

ヨーロッパのこと、ひとつ勉強になりました。はい。ドイツのこともね。

最後のハンスザックスからヴァルター騎士への演説?に愛国という理念の強さを感じました。ワーグナーがナチに利用されたというのも納得〜。

 

初!ちゃんとしたオペラだったので、これに限らずまた見に行ってみたいと思ったわ。

ワーグナー好きな跡部様に想いを馳せながら、帰路につきました。

つぎはとりあえずドン・ジョヴァンニ

はっしーの舞台、「逃げろ!」ではっしー演じるレオナルド・ダ・ポンテが脚本書いたんだよね。

はっしーが前演じたスワンキングのルートヴィヒ2世ではワーグナーが重要人物だった。

はっしーのおかげで、オペラへの敷居も低くなったよ!笑

 

 

・東京卍リベンジャーズ

アニメとりあえず見て、漫画も全巻レンタルして読んだ。

キャラクターが一人一人素敵で魅力的。

男の子たちのそれぞれの過去や背負ったものの描写には感動。

 

ただな〜〜全巻通して読んで、ラストが…私の好みではなかった。色々と突っ込みたくなった。

なんだろ。せっかくのキャラクターたちの魅力やエピソードがあせてしまったというか…

なにがなにでも、皆んな生きてハッピーエンド!ってそりゃ理想なんやけどさ、作品全体の深みや重みが薄れてしまった感がある。

 

途中まではほんと良かった。ほんま。

ジャニーズ舞台、「少年たち」を見てるようで。

男の子たちがぶつかって、傷ついて、何かを目指して、繋がってっていう物語はほんと良かったのよね。

あとマイキーくんの闇、黒い何かについてもっと向き合えることがあったんじゃないかな。

マイキーくん闇落ちしたのはいいけど、そっから収拾つかなくなったのかな?そんな感じがする。マイカー闇落ちから行き当たりばったりな気もするのよね…

うーん。なかなか良い漫画に出会えるのは難しいね。たくさんある分、選ぶのも大変だし。

 

そんな呟き〜