最近のめも
見たこと読んだことなど
ハウルの動く城をやっていたね
久しぶりに見た。やはりハウルはかっこいい。
あのアニメは反戦がテーマよね。
誰のために戦うのか…心を取り戻すには。
何度見ても綺麗な作画。
週末は 残酷な神が支配する も読んだ。
全10巻文庫版。これも久々に読んだ。
2年ぶりくらいかな。定期的に読む。
もうこれも本当、良い。
読後感しんどいのだけど、読み始めたら止まらなくなるし、自分が歳をとるとともに発見があって、凄い作品だと思う。
イングランドに行きたくなる。
ハムステッドで彼らの住んだアパート探したいわ…
感想を書くとなるとかなり労いるから、つぶやきだけ。文学的なんだよね。だからいろいろと複雑。
松柏美術館に行ってきた。
かの有名な親子三代日本画家の上村家系の美術館。
昔行ったことあるらしいけど記憶にはなく
ほぼ初めて行くような感覚。
奈良の高台にあった。閑静な住宅地にある。
いまの展示は上村松篁氏の作品が主。
松園さんと淳之氏の作品も数展。
やはり松園さんって、まずズバ抜けて絵が上手よね…なんというか本当、絵を描く才能があるというか。その上で美しく気品がある表現。人物画の芸術作品にありがちな艶かしさとかいやらしさが無い。
ほんますごいわ…
母の人物画に対して子孫は花鳥を描くのよね。おもに鳥。鳥…
上村松篁氏の作品は、なんだろほっこり温かみを感じさせられるともに切なさも含んでいたようだった。
チャボの作品の雌鶏に乗るひよこ。母羊と子羊。
かわいい切ないというの。たくさん泳ぐ金魚たち。
鳥たちもみんなそんな感じ。写実的に生々しいリアルな描写じゃなくて、なんだろうなあ、かわいいけどさみしさを感じさせるような。
なんせ綺麗なものを見れた。
庭のようなところもあって少し散策できた。
緑が青々しかった。途中蝉が飛んできてびびった。
残念ながら美術館のなかにある邸宅は閉まっていた。猛暑期間はやってないそうだ。
芸術はわたしのようなしがないオフィスレディには非日常だ。
そういえば、関空の帰る途中、工業地帯を車窓から見れた。正直驚いた。
三井化学の工場とか、すっごい大規模。広い。遠目で見てよくわからないような設備がたくさん。工場萌えとはこのことか、と思った。
すごいよね。日常生活してるとなかなか工場群なんて目にしない。銀色に光る背の高い鉄のあつまり。白く立つ煙。不恰好でただ大きいだけのガスタンク。
そこは、機器達が生きているような無機質な風景。
生きてるということがどういう意味で使われるのか、正しくはわからない。
でもあそこは鉄のかたまりが白煙を吹いていて、何か回っているものがあって、トラックが動いている。
設備がなにかを生み出しているのだ。
何を作っているのかはわからない。きっと化学薬品とか鉄の加工とかしてるんだろう。
そんなところにも人がいる。人が機器を使って何かをつくりたいから、人はそれらをつくる。
そしてそこには実際に操作する人がいてコントロールする。トラックに乗ってる人もいる。
そこで人が働いて何かが作られているんだ。
そしてわたしたちはその作られたもので生活してる。
なんとも、芸術の世界とは違う世界。
世界はアンバランスだと感じる。
それとも特定の分野でかたまって、全体のバランス取っているのか。
人はなにが必要なのだろう。
とりあえず今日はここまでにしよう。
眠たくなってきた。明日も会社だ。
おやすみなさい。
最近のめも
日常めも。最近みたものなど
7月は一瞬で過ぎ去った。忙しかったのかな。うーん。
興福寺の国宝館
品川アクアリウムのイルカショー
水族館
など。
品川の水族館、イルカショー楽しかった。イルカかわいい。
最近では人間失格を読んだ。
学生のころに読んだきりでその時は太宰ただの厨二じゃんと思って批判的だった。
今になって読んでみるとおもしろかった。
作者の自己陶酔が入った読みものという印象は変わらなかったけど“世間”というものに対しての意識やお道化を演じる癖に共感した。メランコリックな人びとの薄暗さを言語化してくれている。だから読み継がれているんだと思う。
フェミの観点からしたら正直気分良くないところもある。男性作者の作品ってどうしてもそうなるのかな。ノルウェイの森とかも女性がたくさん出てくる。ハーレム状態?しかも必ず色欲と絡む。そして女とは…みたいな作者の解釈がある。
もちろん逆ハー作品も多いし女性作家でも色欲がらみの描写はあるのだけど
なーんか違和感を感じるものがあるよね。それこそ男女の違いなんかな。
ふう。
なんせオーシャンズ8みたいな。ハサウェイかわいい。早く休みたい。
■
会社→やめたい
という発想になっていてそれが結構長く続いてるということはいい加減やめた方がいいのだと思う
問題はやめるタイミングとやめたあとのこと。
やめるタイミングは、やめる月から3ヶ月くらい前に伝えれば十分ではないかと。
いつやめるのか。来年いっぱいにはやめる。
となると来年の年内には伝えるという流れか。
あとはやめてから何をするか。
現実を甘く見過ぎてはいけない。就職先も探さなきゃいけない。どうしよう。それがまだはっきり決められていない。
思考停止におちいる。なにがいいのか。
兎にも角にもこんなわたしが社会人やれただけで充分よくやった。とりあえず組織に属して馴染もうと励んだ。組織に入ることはとても大事だとも理解した。でもまあある程度、限界を感じるよね。
ずっとこのまま、大した変化もステップアップもないのか、って。
ちゃんと生きよ。
あついあついあつい!
暑い。暑い。
多分、生きているうちで一番暑い。
日差しが強い。
今年は一体なんなんだ。色々と天災が多い気がする。
酷暑。猛暑。
五分も外出ていたらフラフラしてくるもんね。
今がピークなのか。はやく涼しくなってほしい…
ようやく
週末が来た。
一週間は短いようで長い。長いようで短い。
やはり短いのかもしれない。
むしむしと暑い駅の中はいらいらするし
空調の効いたショッピングモールはすずしい
なんで大人になったらみんな忙しくなるのだろう
考えなくなってしまうんだろう
哀しいね
雨月物語
現代語訳で読んだ。円地文子さんの訳で。
古典はいい。現実と離れている。
遠く離れた昔のおはなし。
しっとりとしていて落ち着く感じだ。
五巻からなっていた。
巻の一 白峯、菊花の約
巻の二 浅茅が宿、夢王の鯉魚
巻の三 仏法僧、吉備津の釜
巻の四 蛇性の婬
巻の五 青頭巾、貧福論
菊花の約。丈部左門と赤穴宗右衛門との兄弟の契り。約束を守った二人の強い絆に胸熱。
浅茅が宿。勝四郎、待ち続けた妻の亡霊と会う。夫はよかえれよ、、帰ってくると信じて生きながらえようとした妻。死んでも待ってたんだね…
夢王の鯉魚。興義という僧、魚を描く人だった。死んだと思いきや、夢で鯉になっていたとのこと。
仏法僧。夢然、息子とともに高野山にきて、紹巴、関白秀次たち亡霊と出会う。
秀次って無念にも追われて高野山で自害したのね…秀頼が生まれて邪魔に思われたのか。切ない。
吉備津の釜。これなかなかにホラー。夫が悪い。正太郎と磯良。吉備津の釜は二人の婚姻では音は鳴らなかった。浮気をして駆け落ちした正太郎。相手をなくし彷徨っていたところ曠野で見つけた女主人。それは磯良の亡霊だった。正太郎は占者に四十日間外に出てはならないと言われた。
ようやく四十日目になり夜が明けるかというとき外に出た途端…
こわーい。
蛇性の婬。頼りない豊雄。雨の日に出会った美しい女。傘を貸すと、真女子と言う。
真女子は蛇だった。しつこく豊雄に迫る。術者も殺される。法海和尚が地中に埋めてくれてなんとかおさまる…ホラーよね
青頭巾。死んだ小姓を愛するあまり鬼になった僧。快庵禅師、その僧をさとしたというはなし。
なかなかにおたんび。
貧福論。お金の妖精の話。お金の妖精のお金論。ひとと金、出世と金。倹約を旨とした武士、左内との問答。
個人的メモメモ。
怪奇小説と言われるだけあって、不思議なお話しだった。古文の表現はうつくしいね。自然の描写や人の想い。
まだ春雨物語を読んでないのでこれから読もう。
平穏無事で
平穏無事でいられることのありがたみ
今月は恐ろしいことが起こった
明日の我が身と思え。
うん。